「チョコレートは人を幸せにするんだよ」
「なんで?」
「甘くて元気出るしバレンタインには喜ばれるし、何より見た目が可愛い」
「そうなのかなぁ」
「そうなの!だから今日この家見るの楽しみだったんだ、どう!?」
「どうって、なにが?」
「チョコ感!ない!?なんか甘そうで幸せそうじゃない!?」
「うーん、どうかなぁ…笑」
「えーわかるでしよー、幸せの形でしょー」
「僕にとってはこの大きな収納の形が幸せの形だけどね」
「雅人はほんとしっかり者だなぁ」
「優茉は甘えん坊だよね」
「そんな私も料理は得意だからね」
「ね、意外」
「こらこら。できる彼女になるべく頑張って料理覚えたんだよ」
「つまみ食いも一緒に覚えたみたいだけどね?」
「すぐそういうこと言うー、って、ここも見て!壁可愛い」
「ほんとだ、なんかクッキーみたい」
「お、雅人も分かってきたじゃん!」
「んー、まぁチョコのことは分からないけど、優茉のことなら分かるかな」
「…なんでそんな甘いこと急に言うかな…ぶつくさぶつくさ…」
「なんかチョコみたいにとろけてきてますね」
「あームカつく!もういい!上行くもん!」
「子供だなぁ、ごめんごめん、まって?って、うわいい空間」
「雅人は来ちゃダメ―!ここは子供だけの秘密基地だから!」
「えー、大人だって秘密基地は楽しいよ、入らせて」
「じゃあ認める?」
「なにを?」
「チョコレートは人を幸せにする、ってさ!いい眺めでしょ!?」
「たしかに。でも…」
「でも?」
「僕は優茉とこの家に住めたらそれで幸せだけどね」
「…やっぱチョコレート(甘い言葉)は人を幸せにするじゃん…」
賃料11.3万円 敷金1ヶ月 礼金1ヶ月
☆ムービーは別部屋のもの 設備は基本的に一緒なので参考にどうぞ!