目が覚めたら知らない部屋にいた話@世田谷区奥沢4丁目

Facebook にシェア
LINEで送る
Pocket

目が覚めると、知らない天井が広がっていた。

その天井は昨日の自分の記憶よりも何倍も高くて、そして白かった。

太陽で心地よく起きたのはいつぶりだろう?日当たりのいいお部屋だった。

それにしてもここはどこなんだろう…携帯を手に取るとWi-Fiが入っていた。

どうやらここはインターネットが無料で使えるらしい。

場所も検索出来た。自由が丘だ。

駅からは10分かからないくらいだろうか…いい立地だ。

キッチンは贅沢にガス3口。料理好きな方が住んでいるのだろうか。

色合いも白で統一されて、キレイな印象を覚える。

..この頃には僕はもう「何でここにいるか知らないけどこの部屋に住みたい」

と思うようになっていた。それくらい心地の良い空間だった。

バスルームもトイレもキレイで、いよいよ申し分ない..そう思った時だった。

独立洗面台の前に立つと、そこには知らない人間が立っていた。

つまりは、そういうことだ。

僕は知りもしない誰かになって朝を迎えたらしかった。

自分が誰なのかわからないまま、それでも部屋の事は気になる…

実は丁度、引っ越しを考え始めていた時期だったのだ。

少し迷ったが、僕は最後までこの部屋をめぐることに決めた。

これはロフト…だろうか?ちゃんと見たのは初めてだった。

住んだことがなかったのもあってか、僕はこの空間に強烈な憧れを抱いた。

そしてふと、また眠ったら違う部屋にいたりしないか?と考えがよぎった。

僕はもう一度ベッドに入ることにした…

賃料11.8万円 敷金1ヶ月 礼金1ヶ月

Facebook にシェア
LINEで送る
Pocket

投稿者:

jrent

私どもJRENTが最も重要視するのは楽しむことです。住居が心地よく、楽しく過ごせれば、 生活はもっと充実して楽しくなります。その為には提案をする社員全員が人生をとことん楽しみ、そして、その楽しみの輪をたくさん広げていけるよう、住居と生活の楽しみを追求してまいります!